富士通ESPRIMO(エスプリモ)のBIOSアップデート方法(D588/B)

OSを「Windows 11」に更新するのを機にBIOSを更新しました。
BIOSを更新すると不具合が修正されたり、性能やセキュリティの向上が見込めます。
ただ、失敗するとパソコンが起動しなくなる可能性があります。
Windows11アップデート

富士通のパソコンには自動でプログラムを更新してくれる「アップデートナビ」というソフトがあるのですが、中古だからか法人向けだからかわかりませんが、私のパソコン(D588/B)には入っていませんでした。

手動でアップデートしてみたのでまとめてみました。

 目 次 

  1. 最新のBIOSを検索する
  2. BIOSのバージョンを確認する
  3. 管理者権限か確認する
  4. BIOSセットアップでセキュリティを確認する
  5. 「BitLockerドライブ暗号化」を無効にする
  6. インストールする

1.最新のBIOSを検索する

富士通のホームページでパソコンサポート情報(法人のお客様向け)から「ドライバダウンロード」のページを出します。
パソコンの型番から検索して「D588/B」の更新情報を探します。
富士通ホームページのBIOS

BIOSの更新情報がありました。最新は「R1.29.0、2022/04/22」です。
最新版をダウンロードしてホームページの説明に沿ってアップデートしていきます。

2.BIOSのバージョンを確認する

現在自分のパソコンにインストールされているBIOSのバージョンを確認します。
「スタート」>「Windows管理ツール」>「システム情報」を開きます。
システム情報


「BIOSバージョン/日付」を確認します
「BIOSバージョン/日付」を確認

「R1.28.0、2021/04/14」のバージョンです。
更新に失敗した時などに必要となる情報なので控えておいた方がいいそうです。

3.管理者権限か確認する

「スタート」>「設定」>「アカウント」>「ユーザーの情報」で「管理者」と表示されていれば大丈夫です。
ユーザー情報



4.BIOSセットアップでセキュリティを確認する

BIOS設定画面の出し方はこちら↓

「セキュリティシステム」>「システムファームウェア更新機能」が「使用する」になっているか確認します。
システムファームウェアの更新機能


「詳細」>「TPM(セキュリティチップ)設定」でセキュリティチップが「有効にする」になっているか確認します。
TPM(セキュリティチップ)設定

特に問題がなかったので保存せず再起動してWindows10に戻りました。

5.「BitLockerドライブ暗号化」を無効にする

「スタート」>「Windowsシステムツール」>「コントロールパネル」を開きます。
「システムとセキュリティ」>「BitLockerドライブ暗号化」を選択します。
BitLockerドライブ暗号化

BitLockerが無効になっているか確認します。
他にも暗号化ソフトを使用していたら解除しておきます。

6.インストールする

「スタート」を右クリックして「デバイスマネージャー」を表示します。
「ファームウェア」>「システムファームウェア」で右クリックして「ドライバーの更新」を出して自動検索します。
デバイスマネージャー


「このデバイスに最適なドライバーが既にインストールされています」と表示されてしまい更新できませんでした。
システムファームウェアの更新

仕方ないのでダウンロードしたexeファイルをダブルクリックします。
「システムファームウェアアップデートツール」が立ち上がるので「開始」をクリックして再起動します。システムファームウェアアップデートツール


「ヒュー」という音が1回、ブザーが2回鳴ってBIOS更新画面になります。
BIOS更新画面

何回か電源が入ったり切れたりします・・・心臓に悪いです。
更新の時間は1~2分でした。無事Windowsが立ち上がったときはホッとしました。

再起動完了後にもう一度「システム情報」を出します。
BIOSバージョン/日付が「R1.29.0、2022/04/22」になっているのを確認します。
BIOSバージョン/日付アップデート後


アップデートは無事終了です。

富士通のパソコンはアップデート情報とかしっかりしているので使っていて安心です。楽天だとセールをしたりしてます。


Windows11にアップグレードした記事はこちら↓

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