パソコンを買うとき重要となるのがスペックです。
よく商品ページに
- OS : Windows 10 Home
- CPU : Core i5 6300U
- メモリ : 8GB
- ストレージ : SSD 250GB
といった表記がされていますが、CPUの「 Core i5 6300U 」というのはどういう意味なのでしょうか。
調べてみました。
C P U 表 記 の 読 み 方
・「Core i ~」は商品名
CPUを作っている会社には Intel 社 と AMD 社 があります。
「Core i ~」(コア アイ ~)だと Intel の製品。
「Ryzen ~」(ライゼン ~)だと AMD の製品です。
・「 i5 」は性能のランク
「 i9 」「 i7 」などがあり、2017年までは「 i7 」が最高クラスでした。
良い 悪い
i9 > i7 > i5 > i3
・「 6300 」は型番
1000番台を取って「 第〇世代 」という言い方をします。
「 6300 」なら「 第6世代 」で2015~2017年ごろの製品です。
新しい 古い
7300 > 6300 > 5300
同じ第6世代でも数字の大きい方が性能がいいです
良い 悪い
6600 > 6300 > 6100
・「 U 」は種類
「U」 = 省電力、モバイル向け という意味です。
他にも
「HQ」 = 高性能、クアッドコア
「 K 」 = オーバークロック可
などいろいろあります。
一般的にノートパソコン・モバイル向けや省電力のCPUは性能が落ちます。
そのため、同じ「 6300 」でも種類によって性能は全然違います。
・ まとめ
「 Core i5 6300U 」は「Intel製、i5クラス、第6世代、モバイル向けCPU」
となります。
また、最近では「Core i5 1135G7」といった表記もあります。
これは「Intel製、i5クラス、第11世代、グラフィック性能がG7レベルのCPU」
となります。
C P U 性 能 の 比 較
例えば「 Core i7 6700 」と「 Core i3 10300 」ではどちらが性能が良いのでしょうか?
「 i7 」の方がランクは高いですが「 第10世代 」の方が新しいです。
こんなとき表記からは性能の比較ができないので「 CPU 性能比較 」とか「 CPU ベンチマーク 」で検索してみてください。
性能を一律に比較したサイトがあります。
そうすると「 Core i3 10300 」の方が多少性能がいいことがわかります。
個人的に中古パソコンを選ぶ際は「 CPUが第何世代か 」を重視することをおすすめします。
新しいCPUは性能以外でも「グラフィック」や「セキュリティ」などいろいろな機能が向上しているからです。
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