Windows 11 のアップグレードに必要な「 TPM 」と「 CPU 」とは?

マイクロソフト社の「PC 正常性チェック アプリ」を使って自分のパソコンが Windows 11 のアップグレードに対応しているか調べたのですが


Windows 11 の互換性チェック


  • TPM 2.0 がこのPCでサポートされ、有効になっている必要があります。
  • プロセッサは現在、Windows 11 でサポートされていません。


という2点でアップグレードの要件を満たしていないと診断されてしまいました。

問題は「 ハードの追加 」や「 ソフトの設定変更 」で改善できるかということです。

結論として、私のパソコンは改善できないという結果でしたが「 TPM 」「 CPU 」について調べたことをまとめました。


  「 T P M 」とは  


セキュリティに関係する部品でマザーボードに付いているか CPU に内蔵しているようです。

どちらにせよ、マザーボードが対応しているか確認が必要となります。


手順としては

  • マザーボードのメーカー・型番を確認
  • 「 TPM 2.0 」に対応するか確認
  • 部品の取り付け、UEFI の設定

となるようです。


メーカ製のパソコンであればホームページで確認できる場合もあります。

また、マイクロソフト社のホームページでは

過去 5 年間に出荷されたほとんどの PC には、トラステッド プラットフォーム モジュール バージョン 2.0 (TPM 2.0) を実行する機能があります。

と記載されています。

2021年8月公開の記事ですので、2016年以降のパソコンは UEFI の設定変更だけで「 TPM 2.0 」に対応する可能性が高いです。

私のパソコンは「 TPM 1.2 」と表示されたので、取り換えれば使えるのではないかと期待しましたが古いパソコンでは難しいようです。


 サポートされている「 CPU 」とは 


CPU はパソコンの処理装置です。

Windows 11 でサポートされているか、されていないかは 、CPU の「性能」ではなく「型番」で区別しています。

Intel 製の CPU が Windows 11 に対応しているかどうかは下のサイトで確認できます。


Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ


いわゆる「 Core i ~ 」と表示されている CPU では大体「 第 8 世代 」からサポートされているようです。

私のパソコンのCPUは「 Core i5 3470 」の第 3 世代なのでサポートされていませんでした。

マザーボードが対応していないので「 第 8 世代 」のCPUに取り換えることもできません。


CPUの表記の読み方についての記事


CPU については「 1 GHz 以上で 2 コア以上の 64 ビット互換プロセッサ」といった要件もありますが、第8世代以降の「 Core i ~ 」であればほとんどクリアしていると思います。

アップグレードの要件は度々変更がありますので今後も確認していきたいと思います。

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