LEDライトのフリッカー現象とは?

蛍光灯をLEDライトに交換して点灯確認した時に気になった事があります。

「謎の縞模様」です。

LED照明の縞模様

照明を蛍光灯からLEDに交換して点灯。無事ついてよかったと思いスマホで撮ります。

そうすると何故か黒い線が入ってしまうのです。肉眼では何ともないのですが…。

どうやら「フリッカー現象」というらしいので調べてみました。


 フリッカー現象 とは 

困ったときは Google か Wikipedia です。

フリッカー(flicker、フリッカ)は、蛍光灯やブラウン管を用いたディスプレイに生じる細かいちらつき現象のことである。(Wikipedia)

ということで「謎の縞模様」は「ちらつき」らしいです。

普段は気付かないだけで、肉眼では捉えられないスピードでチカチカ点滅しているのだそうです!

それをスマホで撮影すると「縞模様」として写ってしまうのです。

チカチカするスピードはいろいろあってシャッタースピードを変えると写ったり写らなくなったりします。

LED照明だけでなく液晶ディスプレイや蛍光灯でも起きているそうなので、パソコンのモニターで実験してみました。

(シャッタースピード1/320)

フリッカー1/320
(シャッタースピード1/80)
フリッカー1/80

試したところ、大体1/100より遅いと写らなくなりました。


電車やバスを撮った時、行先表示に縞模様が入るのも同じ現象らしいです。

バスの行先表示のフリッカー

 健康への影響は? 

ほとんどの場合、スマホで縞模様が出ても肉眼でわからなければ影響はないそうです。実際、今まで使っていた蛍光灯も多少の縞模様は出てます。

ただ、交換してから急に疲れるようになったりしたら注意が必要です。

LED照明には蛍光灯より強いフリッカーが出ているものがあって、感覚が敏感な人だと影響を受けているかもしれないからです。

また、他の動物は人間とは感覚が違うので、ペットを飼っている場合も注意が必要かもしれません。

スマホを見る猫



 どの照明を選べばいいのか 

私は電気屋さんに行って、照明コーナーでスマホ越しに見て購入しました。

スマホを向けてうろうろしてると不審な感じがしますが、同じメーカーでも商品ごとちらつき方が違ったので確認してよかったです。

電気店の照明コーナー

以前は全部点いてる店が多かったのですが、今は節電のため消えてる店が多いので確認しずらいです。

LEDモニターだと「フリッカー対策」が明記された商品がおすすめです。

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